今回は、太宰治、夏目漱石の作品からそれぞれ3作品、それに加えて日本文学の名作を取り上げる。
2019年02月06日
2019年02月05日
表現よみ記号づけの一覧表
文学作品を表現よみするための「記号づけ」というものがある。小学生からおとなまで、だれでもつけられる記号を10通り取り上げている。
「記号づけ」には2つのはたらきがある。(1)文学作品の分析、(2)音声化の手がかりとなるのである。
●YouTubeでの解説動画=(1)表現よみの評価、(2)イントネーションとアクセント、(3)係り受けとイントネーション
https://www.youtube.com/watch?v=Jiugtw0JATc&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=O2EpK2SDpNI&t=46s
https://www.youtube.com/watch?v=OcCU1IWDuCo


●参考文献=渡辺知明著『表現よみとは何か―朗読で楽しむ文学の世界』(1995明治図書出版)、『朗読の教科書―豊かな日本語表現の技術』(2012パンローリング社)、『声を鍛える』(2017芸術新聞社)
「記号づけ」には2つのはたらきがある。(1)文学作品の分析、(2)音声化の手がかりとなるのである。
●YouTubeでの解説動画=(1)表現よみの評価、(2)イントネーションとアクセント、(3)係り受けとイントネーション
https://www.youtube.com/watch?v=Jiugtw0JATc&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=O2EpK2SDpNI&t=46s
https://www.youtube.com/watch?v=OcCU1IWDuCo
●参考文献=渡辺知明著『表現よみとは何か―朗読で楽しむ文学の世界』(1995明治図書出版)、『朗読の教科書―豊かな日本語表現の技術』(2012パンローリング社)、『声を鍛える』(2017芸術新聞社)
2019年02月02日
ゴリラ発声と氷山のイメージ/渡辺知明
2019年01月03日
渡辺知明が表現よみの「記号づけ」をしたテキストを販売!
かつてさまざまな浄瑠璃の流派のなかで「義太夫節」が生き残ったのは、その「読み本」に記号がつけてあったからだ。私の提唱する表現よみでは「記号づけ」は欠かせないものである。二十年来、講義を続けてきたカルチャー教室には記号づけされテキストが残っている。欠席した受講生は、あとからこのテキストをもらうことによって、すぐにひとりで復習ができるのである。
今回、下記の表現よみ記号づけのテキストを一般の方々にも販売することにした。音楽の世界では楽譜が売られている。朗読の世界で、よりよい読み方をするためには、表現よみの記号づけテキストで学べばよいのである。アクセント、イントネーション、プロミネンスの表現はもちろん、それぞれの作品の読みどころが見えてくるような記号がつけられている。
渡辺知明著『朗読の教科書―豊かな日本語表現の技術』(2012パンローリング社)の記号づけ解説と合わせて読むことによって簡単に表現の技術を身につけられるのである。1作品はA4版タテ2段組み4ページから6ページ。右下は太宰治「喧嘩次郎兵衛」の見本。
現在入手可能なテキストの一覧を下記に示した。ご希望の方は、2作品まとめて500円を郵便振替で振り込んでくだされば、PDFファイルでお送りする。@氏名、Aメールアドレス、B希望作品を記入のこと。コトバ表現研究所:00130-6-577697


◎表現よみ記号づけテキストPDF(2019年1月3日現在)
年月 作品 作者
・0812富嶽百景・前半/太宰治
・0902富嶽百景・後半/太宰治
・0906オツベルと象/宮澤賢治
・0912檸檬/梶井基次郎
・1004正義派/志賀直哉
・1006カチカチ山/太宰治
・1010忘れ得ぬ人/国木田独歩
・1105古典のかきだし/徒然草/序段、枕草子/春はあけぼの、方丈記/序、源氏物語/冒頭、平家物語/冒頭、竹取物語/冒頭、奥の細道/序文
・1107郊外/国木田独歩
・1101みそっかす/幸田文
・1111武蔵野/国木田独歩
・1203喧嘩治郎兵衛/太宰治
・1208風立ちぬ/堀辰雄
・1212転生/志賀直哉
・1306瘤取り/太宰治t
・1308路上/梶井基次郎
・1312ネコの事務所/宮澤賢治
・1404鹿狩り/国木田独歩
・1409与一の天のぼり/川崎大治
・1411そろばんじょうず・もち屋の禅問答/川崎大治
・1502芋粥・前半/芥川龍之介
・1505芋粥・後半/芥川龍之介
・1507扇の的と知盛最後/平家物語
・1511カチカチ山2人よみ/太宰治
・1602坊っちゃん(2)夏目漱石
・1605坊っちゃん(3)夏目漱石
・1608硝子戸の中(1)2/12/13夏目漱石
・1610硝子戸の中(2)31/32/36/37夏目漱石
・1701硝子戸の中(3)19/20/21夏目漱石
・1703交尾/梶井基次郎
・1706檸檬/梶井基次郎
・1711黄金風景・海/太宰治
・1801失敗園・花売り娘/太宰治
※参考
・記号づけ動画「十三夜」https://www.youtube.com/watch?v=HRBZFORH9_E&t=22s
・記号づけ動画「たけくらべ」https://www.youtube.com/watch?v=NWtVMAKDexk&t=40s
・記号づけ動画「黄金風景」https://www.youtube.com/watch?v=VUb-mwsT-x4&t=299s
今回、下記の表現よみ記号づけのテキストを一般の方々にも販売することにした。音楽の世界では楽譜が売られている。朗読の世界で、よりよい読み方をするためには、表現よみの記号づけテキストで学べばよいのである。アクセント、イントネーション、プロミネンスの表現はもちろん、それぞれの作品の読みどころが見えてくるような記号がつけられている。
渡辺知明著『朗読の教科書―豊かな日本語表現の技術』(2012パンローリング社)の記号づけ解説と合わせて読むことによって簡単に表現の技術を身につけられるのである。1作品はA4版タテ2段組み4ページから6ページ。右下は太宰治「喧嘩次郎兵衛」の見本。
現在入手可能なテキストの一覧を下記に示した。ご希望の方は、2作品まとめて500円を郵便振替で振り込んでくだされば、PDFファイルでお送りする。@氏名、Aメールアドレス、B希望作品を記入のこと。コトバ表現研究所:00130-6-577697
◎表現よみ記号づけテキストPDF(2019年1月3日現在)
年月 作品 作者
・0812富嶽百景・前半/太宰治
・0902富嶽百景・後半/太宰治
・0906オツベルと象/宮澤賢治
・0912檸檬/梶井基次郎
・1004正義派/志賀直哉
・1006カチカチ山/太宰治
・1010忘れ得ぬ人/国木田独歩
・1105古典のかきだし/徒然草/序段、枕草子/春はあけぼの、方丈記/序、源氏物語/冒頭、平家物語/冒頭、竹取物語/冒頭、奥の細道/序文
・1107郊外/国木田独歩
・1101みそっかす/幸田文
・1111武蔵野/国木田独歩
・1203喧嘩治郎兵衛/太宰治
・1208風立ちぬ/堀辰雄
・1212転生/志賀直哉
・1306瘤取り/太宰治t
・1308路上/梶井基次郎
・1312ネコの事務所/宮澤賢治
・1404鹿狩り/国木田独歩
・1409与一の天のぼり/川崎大治
・1411そろばんじょうず・もち屋の禅問答/川崎大治
・1502芋粥・前半/芥川龍之介
・1505芋粥・後半/芥川龍之介
・1507扇の的と知盛最後/平家物語
・1511カチカチ山2人よみ/太宰治
・1602坊っちゃん(2)夏目漱石
・1605坊っちゃん(3)夏目漱石
・1608硝子戸の中(1)2/12/13夏目漱石
・1610硝子戸の中(2)31/32/36/37夏目漱石
・1701硝子戸の中(3)19/20/21夏目漱石
・1703交尾/梶井基次郎
・1706檸檬/梶井基次郎
・1711黄金風景・海/太宰治
・1801失敗園・花売り娘/太宰治
※参考
・記号づけ動画「十三夜」https://www.youtube.com/watch?v=HRBZFORH9_E&t=22s
・記号づけ動画「たけくらべ」https://www.youtube.com/watch?v=NWtVMAKDexk&t=40s
・記号づけ動画「黄金風景」https://www.youtube.com/watch?v=VUb-mwsT-x4&t=299s
2018年12月06日
日本語のアクセントと母音の強弱――日本語のリズムの基礎
日本語のリズムとは何か。2音3音区切りごとの強弱によってリズムが生まれる。リズムは2拍子と3拍子の2種類である。リズムとは強弱の変化だが、強弱の差は母音の発音の強弱から生まれる。新たに「強母音」と「弱母音」という概念を考えた。
下記画像は、2音3音区切りのリズムと母音の発音との関係を示したものだ。つまり、2音3音区切りごとに、強アクセントが必ず一つあって、強アクセントのある音の母音を強母音と呼ぶのである。そして、弱母音の音は無声化される。ちなみに、強母音の発声は深い息の声になり、弱母音の発声は浅い息の声である。このちがいを代表するのは、「鼻(はナ)」と「花(はナ)」のアクセントの区別である。「鼻」のナは深い息の声、「花」のナは浅い息の声である。この差は、声の高低にあるのではなく、発声の深浅のちがいなのである。
深い声の発声の方法は、口をたっぷり膨らましてから「ボッ」と息を吐くことで訓練できる。そのままの口で深い息を吐くと「オッ、オッ」というゴリラのような発声になる。ちなみにこの口のかたちは、クロマチックハーモニカの咥(くわ)え方につながる。がぼっと咥(くわ)えると深い息の演奏になる。ウーゴ・ディアスの息づかいである。ところが口をとがらすととたんに息が浅くなってしまうのである。
※ 画像訂正「ことを」のアクセントは「と」に ● 、ローマ字表記は kotOwo
下記画像は、2音3音区切りのリズムと母音の発音との関係を示したものだ。つまり、2音3音区切りごとに、強アクセントが必ず一つあって、強アクセントのある音の母音を強母音と呼ぶのである。そして、弱母音の音は無声化される。ちなみに、強母音の発声は深い息の声になり、弱母音の発声は浅い息の声である。このちがいを代表するのは、「鼻(はナ)」と「花(はナ)」のアクセントの区別である。「鼻」のナは深い息の声、「花」のナは浅い息の声である。この差は、声の高低にあるのではなく、発声の深浅のちがいなのである。
深い声の発声の方法は、口をたっぷり膨らましてから「ボッ」と息を吐くことで訓練できる。そのままの口で深い息を吐くと「オッ、オッ」というゴリラのような発声になる。ちなみにこの口のかたちは、クロマチックハーモニカの咥(くわ)え方につながる。がぼっと咥(くわ)えると深い息の演奏になる。ウーゴ・ディアスの息づかいである。ところが口をとがらすととたんに息が浅くなってしまうのである。
※ 画像訂正「ことを」のアクセントは「と」に ● 、ローマ字表記は kotOwo
2018年11月03日
2018年日本コトバの会表現よみフェスティバルの案内
2018年10月31日
渡辺知明『声を鍛える』の12段の沈み込み
2018年10月20日
2018年11月18日(日)第34回渡辺知明表現よみ独演会
2018年10月16日
歌詞の分析=木下牧子「夢みたものは......」Takeshi 27%
わたしの2音ないし3音区切りのアクセントの原理で歌詞の分析をしてTwitterで発表している人がいる。Takeshi 27% という人だ。
わたしの記号づけによる歌詞の読み方と曲の楽譜とを並べることで、いろいろな作曲の工夫を読み取ることができる。見れば見るほどおもしろい。よく、ここまで研究したものである。その画像を紹介する。赤点は、わたしが修正したアクセントの位置である。

【音声表現】(1)ゆメ/みタ/もノは/ひト/つノ/こオ/ふク、(2)ゆ〈メ〉/ミた/もノは/ひト/つノ/こオ/ふク、(3)ねガ/っタ/もノは/ひト/つノ/アい、(4)ね〈ガ〉/っタ/もノは/ひト/つノ/アい。(2)と(4)では〈メ〉と〈ガ〉による目玉アクセントでプロミネンスされている。
わたしの記号づけによる歌詞の読み方と曲の楽譜とを並べることで、いろいろな作曲の工夫を読み取ることができる。見れば見るほどおもしろい。よく、ここまで研究したものである。その画像を紹介する。赤点は、わたしが修正したアクセントの位置である。
【音声表現】(1)ゆメ/みタ/もノは/ひト/つノ/こオ/ふク、(2)ゆ〈メ〉/ミた/もノは/ひト/つノ/こオ/ふク、(3)ねガ/っタ/もノは/ひト/つノ/アい、(4)ね〈ガ〉/っタ/もノは/ひト/つノ/アい。(2)と(4)では〈メ〉と〈ガ〉による目玉アクセントでプロミネンスされている。


