2019年07月15日

単語アクセントと文アクセントの比較表=渡辺知明『朗読の教科書』から

 アクセントの重要問題は二つある。一つは、高低か強弱かという問題、もう一つは、単語にあるか文にあるかという問題だ。
 わたしは、単語アクセントを「悪戦苦闘辞典」と呼んでいる。文から単語を取り出してアクセントを確認すると、さまざまな例外が出てくる。とくに、助詞の接続については、さまざまな規則が立てられている。それは複雑過ぎて実践には役立たない。
 ところが、文においてアクセントが決定されると考えると、アクセントの問題はじつに単純になるのである。その原理を、わたしは『朗読の教科書』で、強弱アクセントと2音3音区切りによる原理で解説している。
 アクセント辞典で確認したアクセントを文にはめ込んでも、必ず隙間がでてくるのだ。それを解説した表が、『朗読の教科書』123ページに掲載されている。
単語アクセントと2音3音の比較.jpg
posted by 渡辺知明 at 11:32| Comment(0) | 『朗読の教科書』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月03日

北原白秋「数珠かけ鳩」の文分析=渡辺知明

私の『朗読の教科書』(2012パンローリング社)に関心を持って下さっていろいろ実践を試みている方がいる。
北原白秋「数珠かけ鳩」の一節について、文の要素についてコメントしていたので、私も文分析をしてみた。
文章の理解のためには、このようにして文の構造を捉えることが有効なのである。
文分析「数珠かけ鳩」02.jpg
posted by 渡辺知明 at 20:00| Comment(0) | 『朗読の教科書』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする