ただし、わたしの使っているドラゴンスピーチは半年以上の訓練を経たものです。かなりの数のユーザー単語を登録してあります。ほとんど、思い通りの入力ができます。あらためて、AmiVoiceとの比較で感心したのは、単音のひらがなの入力がスムースに行くということです。この点は、AmiVoiceでは難しい点です。
これまた述べておく必要があるのは、わたしのAmiVoiceは、まだ2ヶ月しか使っていません。ですから、今後の展開として、どのように成長するか予測がつかないのですが、これから、音声認識ソフトを購入する人にとっては次のようなことが言えると思います。
(1)今すぐに音声認識でそれなりの入力をしたい方にはAmiVoiceをおすすめします。ただし、今回、わたしがドラゴンスピーチを取り出したのは、AmiVoiceの「もたつき」が起こって、いらいらしたためです。どういうわけか分からないのですが、ソフトを立ち上げた時にキーボードの操作がフワフワした感じになるのです。
(2)3カ月以上の我慢ができる人にはドラゴンスピーチをおすすめします。とくに必要なのは、ユーザー単語の辞書登録です。こまめに辞書を登録する人には絶対にオススメします。また、自分の書いた文章がたくさんある人には、自動的に単語学習をする仕様になっているので、かなり早く認識能率を高めることができます。
以上のほかに、それぞれのソフトにはそれぞれの長所と短所があります。たとえば、ドラゴンスピーチは、わたしのよく使う「パーソナル編集長」の上では文字化けをしてしまいます。また、オプションで半角の算用数字の入力を設定すると、漢数字で入力してほしい語句まで半角の算用数字になってしまいます。しかし、音声でブラウザの操作などもできるという利点もあります。
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それに対して、AmiVoiceは、ほとんどのソフトの上で文字化けせずに入力できます。しかし、前に書いた「もたつき」が気になります。さらに、ユーザー辞書の登録という点でいうと、DragonSpeechは安心してたくさんの語句を登録できますが、AmiVoiceの場合には、文脈判断がどうなるか気をつけないといけないという心配があります。
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結局、どのようなソフトでも使い分けが必要なように、音声認識ソフトの場合でも、どのような用途で使い分けをすべきか考えながら使うことになるでしょう。わたしは今後も両方のソフトもつかって行くでしょう。
私は、音声認識ソフトを使うのは、初めてなので、様々な試行錯誤を繰り返しています。
確かに、このソフトは、とても便利なですが、
非常に使いやすい点と、使いにくい点があります。従って、いかに使用方法を工夫するかだと、思います。.まず、ヘッドセットマイクはとても便利なですが、長時間これを使っていると、とてもうっとうしいです。だから、私は、オリンパスの PCM レコーダ-のLS−10をマイクとして、使ってXP につないで使っています。集音能力がとても高くヘッドセットマイク無しても、AmiVoice で、音声認識をすることができます。AmiVoice には、様々な欠点や、利点があり、それは、これから順番を追って書いていきますが、問題点は AmiVoice を使っている人が、あまりにも少ないので情報交換をすることができないというところにあります。。私もこれから自分なりに工夫した件も書いていきますが、 AmiVoice を使うにあたって、皆様が工夫されている点等につきまして教えていただければ、幸いです。よろしくお願いします。
私も、ひと月くらい前から、 AmiVoice を使用しています。
私自体は、初めて経験する音声認識ソフトです。
父がずっとドラゴンスピーチを使っていましたが、ビスタ対応していないため、 AmiVoice にたどり着きました。
渡辺さんがブログで触れられている AmiVoice を使用してる時のキーボードのもたつきについてですが、手元にある2台のビスタのパソコンと1台の XP のパソコンではそのような症状は一切見られませんでした。
ひょっとすると、ソフトウェア固有の問題というよりは、インストール時の不具合なのではないでしょうか。
なお、私も、ドラゴンスピーチでは、似たような症状を見たことがあります。そのときは、1台では何ともないのに、別の1台では音声入力後、キーボードがふわふわしてあまり反応しなくなる、という症状が生じました。
何か特有の条件がそろった時に、音声入力ソフトに共通して生じやすい不具合なのかも知れません。
現状よりもさらに具合が悪くなるといけないのであまり無責任なことは申し上げられませんが、ひょっとすると、アンインストールしてインストールし直せば直ることかも知れないような気がします。
AmiVoice Es 2008を使ってしばらく経ちました。
「もたつき」のような現象は最近はありません。
再インストールせずに問題はなくなったようです。
また、気づいたことなどありましたら、お知らせください。
直接入力モードのメリットとしては、ワープロ等のアプリケーションソフト上で表示されるので、入力している前後の文脈がわかりやすいという点があります(もちろん、転送の手間もありません)。ただ、直接入力モードだと、誤認識のうち、一部分だけ訂正しようとすると、文章全体が消えてしまうという点がネックだと思います。利用の仕方によっても、いずれの入力モードがすぐれているかは、意見が分かれるところだと思いますが、私は、エディタ入力モードの方がむしろ一般性があるのではないかと感じています。
渡辺さんが推奨されている3種類の音声認識ソフトの中で、どれを選ぶか、ということの非常に重要なファクターとして、それぞれのソフトの将来性ということもあるのではないでしょうか。
私が知る限り(誤解があればご指摘願います)、推奨されている3種類の音声認識ソフトのうち、ウィンドウズビスタに対応しているのは AmiVoice だけではないかと思います。ビスタが発売されてからかなり期間が経ちますので、今まで対応していないということは、将来的にも対応するのかどうか不安があります。特に、ドラゴンスピーチの方は、開発会社であるアスキーソリューションの会社の状態(具体的な言及はあえて避けますが)からすると、将来的なアップデートは、かなり期待薄なのではないかと思われます。この点について、渡辺さんのブログで言及がなされていなかったので、念のため、申し上げます。
(1)入力モードの件――どのソフトでも、エディタモードの方が、いろいろな点で使い勝手がいいようです。初めのうちは、テキストの転送といったやり方がわずらわしいのでした。慣れてきたら、エディタモード入力という進み方がいいようです。とくに、学習機能を十分に発揮するためには、エディタモードの使用は不可欠です。
(2)音声認識ソフトのOS対応について――なるほどと思いました。一昨日、音声認識ソフト研究会で「うまくいかない」という人のOSを見たら、ドラゴンスピーチをVista で使用していました。フリーズしたり、コマンドモードに入って出られなくなるような症状が出ています。
(3)AmivoiceはVista対応ですからいいとして、ドラゴンスピーチとViaVoiceについては、「当面はXPで使用してください」ということになりそうです。わたしはXPのファンですから、自分のパソコンはダウングレードで使用しています。
また、何かお気づきの点がありましたらお知らせください。
1人だけ度々のコメントをして大変恐縮ですが、もう少しだけコメントさせていただきます。
公開の場ですので指摘することは難しいとは思いますが、将来性についてのリスクは購入される方には知っておいていただきたい気がします。
エディタ入力の位置付けについては、渡辺さんもそのようなご認識であると伺い、安心しました。全く同意見です。ただ、一旦書き下ろした後、加除訂正をする場合には、前後の文脈がわかりやすいように直接入力に切り換えようか、等と考えています。
最近、オプションの認識効率の設定について、精度優先に設定してみてかなり認識率が上がるという経験をしています。
ノートとデスクトップで使っていますが、ノートだと、あまり精度優先にしすぎると変換速度が落ちる感じなので、初期設定よりも多少精度優先よりに設定する程度ですが、デスクトップだと、マシンパワーが強いためだと思いますが、精度最優先にしても軽々と変換します。このオプションの調整をマシンパワーに合わせて、適宜調整するというのも、結構大事なノウハウかと思います。では、再三失礼致しました。