さて、今回わたしが書きたいのは、AmiVoiceの細かい入力方法のことである。わたしは基本的にはダイレクト入力を使っている。入力したいソフトの上で直接に文字化していくモードである。入力の仕方はできるだけ文の単位で行うのがよい。というのは、学習機能が働いて語句と語句との関係まで認識するからである。
しかし、音声認識ソフトの弱点として単独の文字を入れたい場合には困ってしまう。助詞のまちがいなどがある場合に、どうしても一文字の入力をしたくなるのである。その場合の対策として、「ひらがなのの」という形でユーザ辞書の登録をしておくのである。そうすると、一文字の入力もできるようになる。
もう一つ原則とするべきことは、キーボードを併用するということである。音声認識ソフトにすべての、まるで人間のような能力を期待するのはまちがいである。音声入力とキーボードの入力が併用できる点がAmiVoiceの便利なところである。そして、また、常駐している場合でもほかのソフトと競合しないので必要なときにマイクをオンにして入力ができる。
いわば、ワープロソフトのIMEと同様の機能を備えていると考えればよいのである。つまり、ダイレクトで入力して漢字の候補が上がっている段階で、カーソルやスペースキーで選択してゆけばよいのである。音声入力を特殊なものと考えずに、IMEと似たようなものと考えると、いかに便利であるかが分かってくる。
音声認識ソフトの入力速度ということがよく問題にされるが、一般には手入力の3倍くらいと言われている。しかし、わたしの実感では5倍以上のような気がする。余りにも短い文を書く場合にはさほどのちがいはないが、長い文章を書くような場合には圧倒的なちがいが生まれるのである。(以上の内容はAmiVoiceとキーボード併用による入力です)

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