2019年10月13日

表現よみの記号づけテキストの公開=(1)国木田独歩『春の鳥』

 表現よみの表現のためには「記号づけ」という作業が不可欠である。文学作品の文章を声に表現するときには、その準備作業として必要なものである。その詳しい方法は、渡辺知明『朗読の教科書―豊かな日本語表現の技術』(2012パンローリング社)に書かれている。
 かつて、浄瑠璃にはいろいろな流派があったが、そのなかで「義太夫」が生き残ったのは、独特の書き込みがあったからだということだ。わたしの手元には、カルチャー教室でテキストとした多くの記号づけの記録がある。今回、決意を新たにして、それをすべて無料で公開することにした。まずは、2008年8月、国木田独歩『春の鳥』である。これを見ながら読むことによって、作品の表現よみのポイントが理解できるのである。
(1)国木田独歩『春の鳥』PDFテキスト
posted by 渡辺知明 at 21:34| Comment(0) | 表現よみの「記号づけ」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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