2008年01月04日

ロシアのクリスマスは1月7日―表現よみCD『ロシアのクリスマス物語』

 ロシアのクリスマスは1月7日だということはご存じですか。2006年12月8日(金)にロシア文学専門の出版社(群像社)から出された日本初の表現よみCDブック『ロシアのクリスマス物語』(録音70分台本付)の紹介です。今年こそ、ロシアのクリスマスにプレゼントするのはいかがでしょうか。
 読まれている作品は次のとおりです。( )はよみ手。シメリョフ「クリスマス」(佐藤絹代)、ドストエフスキイ「キリストのヨールカ祭に招かれた少年」(渡辺知明)、ソログープ「雪娘」(黒部二三四)、ブーニン「イーダ」(山口葉子)、クプリーン「クリスマスの列車で(車両長)」(吉野由美子)。
 読み手は、表現よみO(オー)の会の5人(出張よみ依頼はメールで)

(1)「序」渡辺知明

(2)シメリョフ「クリスマス」佐藤絹代
(3)ドストエフスキー「キリストのヨールカ祭り」渡辺知明
(4)ソログープ「雪娘」黒田二三四

(5)ブーニン「イーダ」山口葉子

(6)クープリン「クリスマスの列車で」吉野由美子

ロシアのクリスマス物語―CDブック
ロシアのクリスマス物語―CDブックシメリョフ ドストエフスキイ ソログープ

おすすめ平均
stars表現としての「朗読」作品

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by 渡辺知明 at 21:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 音声表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 CD発売おめでとうございます。
 収録現場の様子など、今回のよみに望むにあたりなにかエピソードなどがありましたらお願いしたいところです。
 それからやはり気になるのは、出版社が提示する製品クオリティです。これまで朗読CDはたくさん発売されてきましたけれど、普段の声を知らない役者さんの声よりは、聴きなれた渡辺さんの声ですので、製品クオリティによってどうかわるのかが、良く分かると思います。
 今回発売されるCDのクオリティがわたしたちが自宅レベルで録音したものとそう変わらない場合、わたしたちの自宅録音技術も高いレベルまで持って来れていることを認識できますので、我々各自が発売用として(例えばお話しマルシェ用にとか)、コンテンツを分けることもやぶさかではないかなとか思います。
 今後は役者の知名度から朗読を聴くのでなく、朗読家としての録音を聴くみたいな習慣が社会に根付けばいいなと思います。
Posted by 難波鷹史 at 2006年11月06日 12:21
 難波鷹史さん、コメントありがとうございます。
 今回の録音は完全なスタジオ録音でした。録音の技術については、日本で一級のレベルものです。
 唇を開く音、ノドの鳴る音、服のこすれる音まで入るきびしいものでした。そこから、録音のための口の開き方についての教訓も得ることができました。次回があれば生かしたいと思います。
 この事業から期待しているのは、読み手の知名度で売るのではなく、作品の仕上がりでさまざまな人たちが商業的な競争に参加する態勢ができることです。これが成功すれば、後続の企画が起こる可能性があります。
 というわけで、今後の販売にご協力くだされば幸いです。
Posted by 渡辺知明 at 2006年11月06日 19:28
クリスマスプレゼントに友人より頂きました。こんな素敵なプレゼントってあるでしょうか!それで私も娘にプレゼントをしようと思い、アマゾンで申し込んだのですが、届くのが来年の1月中旬以降とのことで少しがっかりです。来年のクリスマスには他の友達にもプレゼントしたいと思っています。CDの音質のクオリティーも読み手の方も素晴らしいです。みなさんプロのようですね。(プロの方よりお上手かも)中でも私が好きなのは「雪娘」です。きっと読み手の方の声と作品がとっても良く合っているのだろうと思いますが、クリスマスを迎える子供たちのウキウキした気持ちや暖かい家族の雰囲気や雪に反射してキラキラ光る太陽の輝きなど、まるで映像を見るようにはっきりと目の前に浮かんできます。それでテキストを見てみたのですが、殆どが会話で構成せれているのですね。それを何の不自然さを感じさせる事無く、みごとに表現されていたのには驚きました。これからもみなさまのご活躍を期待しています。
Posted by ハナ at 2006年12月25日 14:45
 ハナさん、書き込みありがとうございます。
 まずは少部数の発行なので、入手が困難になっているようです。群像社に直接、申し込むと送料が200円かかりますが、早く届くようです。
 表現よみという表現的な朗読の日本初のCDです。お知り合いの方がたにも広めてくださるとありがたいです。
 また、表現よみO(オー)の会は出張してのよみの活動もしておりますので、機会がありましたら、お声をおかけください。もともとは、日本の近代文学が専門のグループです。
Posted by 渡辺知明 at 2006年12月25日 15:17
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。