2009年03月25日

「銀河鉄道の夜」の文章添削

 「銀河鉄道の夜」は未完の作品である。ドラマリーディングの台本として検討をするうちに、文章そのものの推敲と添削が必要なことがわかった。

 前回は大きく構成の検討作業を画像で公開したが、今回はさらに踏み込んで、賢治の文章そのものの添削作業を公開することにする。

 とくに削除部分についていくつかの発見があった。削るべきことばは次のようなものだ。「もう」「まるで」「ほんとに」――これらは、ついテンションがあがって書き込んだ語句だろう。また、修飾語の語順についても不適切なものがあった。表現よみしてイメージをわき起こすときに不自然な語句は入れ替えた。

 以上の指摘について、その具体的な作業は「銀河鉄道の夜」の添削を参照してほしい。また、賢治の研究者からのコメントなど、いただけたらありがたいと思っている。
posted by 渡辺知明 at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 本と読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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