2009年03月23日

ドラマリーディング「銀河鉄道の夜」構成

 表現よみO(オー)の会は5月2日(土)に福島のギャラリーで「銀河鉄道の夜」のドラマリーディングをする。そのために、わたしは今、台本の作成をしている。もとにしているの新潮文庫のものである。

 「銀河鉄道の夜」は未完の作品といわれているが、実際に手を入れていくうちにいろいろとわかったことがある。作品をノーカットでよんだらおそらく、一時間半くらいになるだろう。これを30分くらいにまとめようとしている。まずは大きく削れるところを削ってみた。(画像参照

 第1に気になるのは結末だ。カンパネルラと旅をしたジョバンニが最後に母親の牛乳をもって家に帰るというのは、やや興ざめだ。銀河鉄道をいっしょに旅をしたときに交わしたふたりの決意はどうなるか? そのあたりを気にしながら、細部に手を入れ始めた。
posted by 渡辺知明 at 11:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 本と読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
凄い!作業ですね。原作を読み込んでこそできることなのでしょうか?朗読を聴くのが楽しみです。
Posted by たなかしずこ at 2009年03月23日 12:32
たなかしずこさん、コメントありがとうございます。これが第一段階です。
第二段階では、さらに賢治の文章の細かい点に手を入れています。
引き続き、「『銀河鉄道の夜』の添削」として画像ファイルをアップします。
Posted by 渡辺知明 at 2009年03月23日 19:52
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