それからパソコン持ち寄った3人がそれぞれ、AmiVoice Es 2008のテスト入力にかかりました。問題はなかなか思い通りの変換がされないという問題がありました。いろいろと試みた結果、わかったことがあります。
(1)文で話すこと――ひとりの人は Windows Vista にインストールしてから調子が悪いのです。何を話しても「○○○……」というような反応しかありません。それでWindowsXPに入れ替えました。ほどほどの変換をしていたのですが、あと一歩です。わたしが聞いていると、どうも話し方に問題がありました。単語を言って、文節ごとに切ってしまうのです。話すことがひとつの文としてまとまっていないのです。わたしが「間が空いてもいいですから、必ず、文ごとに話して、文の終わりでマルといってください」と指示しました。それからの変換は格段にちがいました。「今日は、これで自信がついた」と帰ってゆきました。
(2)調子が悪ければ新ユーザーにする――もう一人の人は、いくら言ってもまともな変換ができない状態でした。研究会に参加してからモバイルパソコンを買った人です。メンバーみんなでつぎつぎに使ったファイルです。そこで、その人専用の新ユーザー(スピーチファイル)を作成しました。そして、「文」で話すことを指示しました。そうすると、まるで別のソフトのように動き出しました。おそらく、みんなで断片的な単語を聞きかじったのでおかしな学習をしてバカになっていたのでしょう。
(3)ひらがなで入力して一括変換――音声認識の場合、単音の認識ではないのですが、もしかしてひらがなばかりの入力を使って、あとから一括で漢字変換するなり、必要な漢字部分を編集するというような使い方もあるかなということも思いました。ただし、AmiVoice Es2008の場合は、ひらがなの無変換の入力はできないようです。ドラゴンスピーチやVia Voiceの場合にはあります。
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