2022年09月29日

「夢十夜」「第八夜」深浅アクセントによる記号づけ例=渡辺知明

 夏目漱石「夢十夜」「第八夜」の一部の記号づけを紹介する。アクセントを、(1)深いアクセント、(2)浅いアクセント、2種類に分けた。
 (1)はCの印で囲んだ。語末の「平板」の部分で深くするところだ。(2)は●をつけてある。(1)が C● の組合せもある。
 指示どおりに読んでいくと、発声・発音と身体行動とが自然に結びついてくる記号なのである。
「夢十夜」「第八夜」記号づけ例.jpg
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2022年09月17日

「深浅アクセント」の原理と練習法=渡辺知明

今の日本語アクセントは高低による原理です。苦手なのが強弱をつけてリズムの変化をさせることです。「深浅アクセント」の原理から見ると、強弱アクセントも読みのリズムの問題も解決します。何よりも重要なのは、「日本語のアクセントは高低である」という考えを根本から考え直すことです。(月刊通信「はなしがい」434号2022年9月号)
22年9月「通信」434号.jpg22年9月「通信」434号_01.jpg22年9月「通信」434号_02.jpg
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